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エマージェンシーシートのPR方法

エマージェンシーシート(エマージェンシーブランケット)は
防災グッツの中でも重宝されるアイテムです。


理由は小さく携行が容易で、軽いのも一つ特徴ではないでしょうか。
PRをする時には商品の特性や関係性を考慮した上で 打ち出すのが良いです。
今回はそんなエマージェンシーシートのPR方法について考えます。

そのためにはエマージェンシーシートの価値について考え
そこからPRする方法について考えていくのが良いでしょう。

エマージェンシーシートの価値とは

エマージェンシーシートは緊急時に使うアイテムです。
何か事故や遭難などに遭ってしまい、
寒空の中夜を明かさなければならない時に必用になるものです。

被災などでも大きな体育館などで暖房などが入らず凍えそうな時にも役に立ちます。
最初は目的から価値を見出していくのが賢明です。
そこからより購入者の動機について考えていくと商品の本質的価値に繋がります。

PRを考える場合、可能な限り本質的価値感を見付け、
伝えていくのが購入者と同じ目線となり購買に繋がります。

機能や性能をPRするメリットとデメリット

商品の機能や性能を伝えるものが多いのは
二つの意味合いでのメリット同時にデメリットもあります。

製品の機能をPRするメリット
・商品には類似の競業商品がある場合
・消費者が商品を活用している場合

この二つは冷蔵庫や洗濯機といった生活必需品家電など多く見られました。
理由は生活に直結していて、その機能の違いが消費者にも想像できたからです。

消費者が商品を活用している場合も同様です。
商品の満足感を肌で感じているため
商品の機能がどれほど良いものかを実感しやすいため機能の紹介に価値がありました。

デメリットは上記の二つの項目に合わない場合、
機能の良さを消費者がイメージできないためメリットとして受け入れられないのです。

エマージェンシーシートの特性

エマージェンシーシートは毎日の生活を助けてもらえるものではありません。
トラブルの際に自分自身や大切な人の身体を守る保険のようなものです。

そのため機能を紹介しても災害意識や
専門的な仕事をしていない場合にはあまり響きません。

エマージェンシーシートなどは 保険を売るような感覚でのPRが必要となります。
価値感が物質的に優れているという見せ方が出来るからです。

しかし、多くの場合その機能や性能の違いで価値感を感じられる人は
同じような商品を利用している人または、関連した商品知識を持っている人だけです。

例えば冷蔵庫 冷蔵庫は一家に一台、
必ずあるもので毎日使用しているようなものです。

この場合ならば、毎日の生活の中で
冷蔵庫について感じること思うことが沸いてきます。

足りない機能や不便さがあり、
その解決が機能として盛り込まれていると購買意欲をそそられます。

ですがエマージェンシーシートのようなものは使用する機会は
一生で1度あるかないかではないでしょうか。

レスキュー隊員や登山家、冒険家など
特殊な仕事生き方をしている人はもちろん別です。
そのため商品の価値を実感値から判断することはまずありません。

しかも一生で一度使うか使わないかの商品なので、
使い方すらまともに分からない場合もあります。

ですので商品の本来の価値で判断しているのではなく
保険やお守りとしての価値感で購入している人が多いのではないでしょうか。

そのため、エマージェンシーシートの価値ではなく
「あれば安心」という気持ちのままになっている可能性があります。

防災グッズのPRのパターン

購入者の感情ギャップによる課題 保険で苛立ちを感じたことはありませんか。
実際には保険が下りなかったり、適用範囲外であったり そのために保険を掛けておいたのに。
という気持ちが募り、不信感にもなります。

保険の担当者からすると記載された約款のルールを持ち出され 渋々納得しなければならない。
お守りや保険の感覚で商品を購入してしまう人の場合 感情のギャップが出やすいと想定しています。

理由は、エマージェンシーシートがドラえもんの秘密道具のような
ボタンを一つ押すだけでなんとかなる。

という感覚の中で購入し 正しい使い方や活用方法を考えることを避け、
あれば安心という盲信をしてしまうからです。

そのような感覚のままでいると商品は悪いものではないのに
利用者の知識や考えが甘い状況ながらもネガティブな感情に支配され
商品の印象やイメージダウンに繋がってしまいます。

商品の販売数も大切ですが、商品使用後の感情も大切する必要があります。
エマージェンシーシートは人命に関わるような商品です。

SNSが発達した今、感情によるネガティブキャンペーンが
行われるのは極力避けた方がよいでしょう。

そのために、商品の正しい価値感を伝えていくのは
エマージェンシーシートなど緊急用の商品では大切なのではないかと考えます。

エマージェンシーシートの価値の伝え方

使う機会や意識が想像できなければ、商品の価値は伝わりません。
そのため、すぐに商品の機能や性能を伝えるのではなく
商品を使うようなシチュエーションを想像させるのがPRのポイントです。

まずはシチュエーションを考えます。
どのようなシーンでエマージェンシーシートが使えるのかを考えましょう。
今回は簡単に以下のようなシーンを考えてみました。

・ハイキング中に遭難してしまった
・ハイキング中に怪我をして動けなくなった
・山中などで動けない人を見付けた
・被災し、家を出なければならなくなった
・非難したが、ずぶ濡れ状態だ
・避難所が寒い
・簡易的な隔離部屋を作る必要がある

このシチュエーションは大きく二つの状況に分けています。

・インフラから離れている環境
・インフラが停止または通常通り使えない環境

生命の危険度からすると遭難状況にある方が高いと言えます。
このようなシチュエーションを幾つも考え、大きなカテゴリーに
さらにまとめることも忘れずに行うが大切です。

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誰に商品をPRするか

PRはターゲットを狭めることで効果を発揮します。
一般的に広く誰にでも伝えるためのPRは
ブランディング用途が多い傾向にあります。

ルイ・ヴィトンなどの広告が分かり易いです。
イメージの映像が多く商品の性能や機能の説明をほとんど行いません。
理由はルイ・ヴィトンの商品を売るのではなく、付加価値を高めるための戦略の一環だからです。

ルイ・ヴィトンを持っている人はお金を持っていて
ステータスの高い人間になれるなどの所有欲を満たすたに活きています。

これを安全や防災という視点で考えると
ミルスペックというワードもブランディング要素です。

ミルスペックと入っているだけで商品価値が高めることが可能です。
それは社会的な認知として具体採用される耐久度を 持っているような安心感があるからです。

ここで本題に戻りますが、PRを誰にするかで打ち出しも分かってくるという点です。
アウトドア経験などがないような人にミルスペックという
パワーワードを出しても通じないでしょう。

しかし、アウトドア経験や登山経験が高い人には
ミルスペックは強く響くかもしれません。

誰に絞ってPRをするかで映像の質感も変わってきます。
エマージェンシーシートをどのターゲット絞るかを考えます。

・子どもを持つ女性
・一人暮らしの社会人
・おじいさんやおばあさん
・登山やハイキングを楽しむ人
・登山家、冒険家
・レスキュー関係者

他にも様々な利用者層が考えられるます。
その中で自社の商品がどのようなユーザーに普及しているのか。
もしくはどのようなユーザーに新しく展開していきたいのかか。

考えられるターゲットと目的を決めながら
PRの方針を決めていくのが大切です。
大きく振り分けるのならば
アウトドア、登山者層か普段生活で関わりの少ない層のどちらかで
分けていくのが良いでしょう。

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エマージェンシーシートのPR動画の作り方

シチュエーションを映像化
アウトドア経験の少ない利用者に商品をPRするとします。
活用シーンは具体的な方がいいでしょう。

利用者の置かれている環境をイメージできるシーンを作っていくのが大切です。
例えば家が冠水してしまい、ふとんや防寒着などが使えない状況で
一夜を過ごさなければ鳴らない状況を作ります。

1 悪天候の空
2 雨水で埋まる道
3 その様子を眺める住人
4 冠水する1階
5 膝を丸める親子
6 エマージェンシーシートを使い体温低下を防ぐ

このようなシーンを作りエマージェンシーシートの使用イメージを
高めて行くことができます。

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