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防災リュックの中身を考える 水編

防災リュックに入れられるものは限られています。
しかし防災リュックの中身の大半は食料や水です。

人は水と食べ物になしには動けません。
この問題を効率良く解決することで防災リュックの中身が
軽くなり、コンパクトにしてくことが可能です。

すると、避難時の体力損失も少なくなり
機動力もあがります。

災害時では避難中も悪環境であることが想定されます。
倒壊しているものをかいくぐったり雨や暴風の中を避難する必要もあります。

そんな時重いリュックは人命に関わる可能性があるのを忘れてはいけません。

効率化のアイデア

効率化を行うために何を入れたらよいのか。
それはポカリスエットの粉やアクエリアスパウダーの粉などスポーツドリンクの粉を
防災リュックに入れることです。

理由は避難中、避難所到着後の体力回復を促進させるためです。
避難は思いのほか体力を消耗します。
その瞬間や、避難中も緊張状態が続いている場合は感じづらいかもしれません。

理由は人間の本能が危険を感じている時は、いつでも逃げられるように
疲労感などの感覚のセンサーをシャットアウトし感じづらくさせているからです。

自分の体力に意識が向かないのと合わせて普通に動けてしまうため
気付かない場合があります。

しかしこのブースト状態はあくまで本能が人間のリミッターを外しているだけで
あって身体の消耗は激しいことを忘れないでください。

避難所までの移動では体力をかなり消耗している可能性が高いです。
気付きづらいかもしれませんが汗もかいています。

水も必要ですが、糖分や塩分も必要になります。
身体の吸収を早め、身体が回復しやすい状態にしておく必要があります。

人間は体力がなくなると途端に動けなくなります。
予兆はあまりありません。
気付いた時には、かなりしんどい状態になります。

これからおすすめの方法を紹介します。

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水とスポーツドリンクの二つを作る

被災時では水は水として様々な役割に使えます。
飲み物だけでなく、傷や食べ物を洗い流したりなど多用途です。

スポーツドリンクはそれらには使いづらいです。

避難直後に作る必要はありません。避難の移動距離が長く
長時間かかる場合には、スポーツドリンク用のものを作りましょう。

1リットル用の粉であれば、500mlなど小分けにして作りましょう。

移動中に使い切る必要はありません。

スポーツドリンクの粉の選び方

実は選び方にはコツがあります。
それはハイポトニック飲料とアイソトニック飲料の二つの粉をそれぞれ買うことです。

この二つの違いは、濃度です。

ハイポトニック飲料は、運動したときに飲むと吸収率が高く
はやく身体に水分などを取り込むことが可能です。防災時では
避難中や避難直後に飲むためのものです。

おすすめはアミノバリュー8000の粉です。

大塚製薬 アミノバリュー BCAA パウダー8000 1L用 48gx5袋

避難中や避難所に到着したあと体力の消耗が激しい時に
ハイポトニック飲料が身体に合います。
そしてアミノバリューには疲労感を和らげるアミノ酸が含まれているので
被災時の回復のために適しています。

消費期限も1年間あり
買い換えのサイクルもちょうどよい長さと言えます。

アイソトニック飲料は、避難所生活の中で使用します。
アイソトニック飲料は安静時の身体に合わせ設計されたスポーツドリンクです。
糖分などが高く、身体を回復させる成分が多いのが特徴です。
※ ハイポトニック飲料は身体の吸収を良くするため糖分は少ない

体育館などでの避難所は環境がよいとは言えません。
汗は知らず知らずかいています。

避難所についてからも脱水症状などのリスクは残っています。
このような生活が続くことも想定してアイソトニック飲料を準備し
避難所での生活を凌ぐようにするのがよいでしょう。

おすすめは
アクエリアスマルチビタミンの粉です。

コカ・コーラ アクエリアス 1日分のマルチビタミン パウダー51g ×30袋

アクエリアスマルチビタミンはアイソトニック飲料かつ、被災時に補充しづらい
ビタミンを多く含んでいます。

エネルギー量もアクエリアスよりも多く災害向けです。
味は濃くなりますが、動きがない時に飲むのであれば気にならないのではないでしょうか。

疲れやバテを感じる前に飲むようにし、
脱水症状や動けなくなってしまったりするのを防ぎましょう。

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スポーツドリンク粉のよいところ

軽くコンパクトであることです。
防災リュックに入れても問題にならない大きさと重さです。

水で溶かして容量を増やせるのも防災リュックとの相性はよく
少ない食料や水分で効率的に体力の回復ができるのも魅力です。

避難所で支給される水と組み合わせられる

粉のよいところは持ち合わせの水がなくても
避難所からの支給される水で作ることができる点です。
防災リュックに入れられるものには限りがあります。

その点を補いつつ、避難先で手に入れられるものと
組み合わせできるのは魅力です。

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防災リュックの中の水を考える

防災リュックの中に入れておく水は500mlを2本準備しましょう。
お子さんがいる場合は1本追加して500mlを3本準備します。

1lのペットボトルにするのは避けましょう。
理由は、分割利用がしづらい点と1リットルタイプのペットボトルは
重心が右か左のどちらかに偏りがちになるからです。

500mlリットルのペットボトルであれば背中の部分に貼り付けるようにおくことができ
重心の背中の中心を維持できます。

分割利用の方法はさきほど紹介しましたが、一つを水として使用し
もう一つをスポーツドリンク用として活用します。
最初の一本はハイポトニック飲料の粉を使用するようにしましょう。

お子さんがいる場合は1本をスポーツドリンク用にし、家族で共有しましょう。
2本同時に作る必要はありません。
1本目がなくなったら2本目をスポーツドリンクを作るようにしましょう。

この時、2本目の水はすでに開けてしまっているものをスポーツドリンクにするようにしましょう。
ペットボトルの残りに合わせて粉の量も調整してください。

残りの1本は水のまま確保します。
2本目がなくなってもスポーツドリンクにはしないでください。
理由は、水は様々な場面で使える余裕を残すためです。

それ以上に水分で不安を感じる場合には、
携帯浄水器などを持つようにし、水を現地調達できる形にしましょう。

水は食料と同じく防災リュックの中身の中では重量物です。
重すぎるリュックは逃げる時に邪魔になります。

防災リュックに入れておくと便利なもの

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